ハーバード大学出身でGoogleで活躍。
現在はシリコンバレーを拠点にAIビジネスデザイン企業を経営されている石角 友愛(いしづかともみ)さんという方
文化放送のロンドンブーツ1号2号の田村淳さんの番組で知りました。
番組のテーマは「頭のいい人はどんな人?」
その問いに対して、石角 友愛さん
基本的に、人をラベリングしてみることがあんまりないし、そういった見方で人を見ることがない。
ラベリングするのはデータに対してで、人に対してラベリングするという習慣がない。
人で重要なのは、この人はどんな才能があるのか、自分の会社に合うのか合わないのか。
フィットという視点が大事。
そう、ラベリングって人を見るってことだよなぁ~。
私が今いる会社も、人で判断するひとだらけ。
だから、この人はダメな人というラベリングをすると、何をするにも何か間違ってないか、ずれてないかをチェックするが、この人は大丈夫な人だと同じミスでもスルーしてしまう。
要はエコひいきが氾濫してる状態。
こういう環境にどっぷりつかってると、
グッドなラベリングをされた人は、居心地はいいけれど、現状に満足してしまって成長がないばかりか、謙虚さが次第に失われてマガママになる。
バッドなラベリングをされた人は、何をするにも自信がなくなりそれがミスを誘発させてしまう。自発的な行動ができず、思考停止で他人に判断をゆだねる悪い環境をどんどん広げてしまう。
どちらにしても会社にとってもそこで働く人にとっても悪影響。
なんでラベリングしたがるのかなと考えたんですが、人にレッテルを一度貼りたがるのは楽したいんじゃないか。
自分との立場関係を固定化させるとそのあとのコミュニケーションがスムーズだし、バッドな相手に対しては、それを維持することで自分の優位性を実感できるから。
全く生産性がないな。
人を良いとか悪いとかの判断じゃなく、その人の何が活かせるのかという視点でその場その場で最適な判断をする努力を怠らない姿勢。
勉強になりました。