鬼滅の刃が最終回を迎えた件で、ネット上の口コミを見ると、総じていいタイミングで終わった的な高評価が目立つように思いました。(人気がある中での最終回)
過去、「引き伸ばし」といわれる人気漫画が続いてたと感じたファンにとっては特に評価が高い。
これ、出版社と作者という視点で見ると、
作者:本来のタイミングで終わりたい
出版社:稼ぎ頭だから出来るだけ続けて欲しい
といったずれが生じやすいというのはわかります。
特に出版社は、タイミングよりも利益の継続を優先するというバイアスがかかりますから。
同じようなのを感じるのが7月以降のコロナの東京都の新規感染者数に対する対応
小池都知事は都外への移動を自粛させたい
に対して
菅官房長官は一律の移動自粛要請の必要は考えていない。
当事者はリスクを心配するが、間接当事者は経済重視(東京都も国の一部なので本来は間接ではないと思うが)
いろんな局面でこういった法則が成り立つ感じです。
その中で、その法則に乗っ取らない人が出てくるときは、いい方向か悪い方向いずれかに振れやすいと思うので注目します。